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『うぅ』としか鳴けない
第5章 屋外
自宅に戻り、
『少し疲れたな。』
そう言って ロッキングチェアに座った主はうとうとと眠りこんでいる。
灯子は、シャワーを浴びルームウェアに着替えると、眠りを妨げない音量で優しいテンポの「カノン」をかけた。
そして、灯子もすーっと眠りに入っていった……
どれくらい眠ったのだろう…コーヒーをたてるいい香りがする…目を開けるとバスローブ姿の主がいた。
『私も眠ってしまったのね、いい香りだわ。』
『灯子も飲むだろ?』
『ええ、いただくわ。』