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『うぅ』としか鳴けない
第2章 試用期間の試練
『出てこい!』

私は開けられた扉から「おずおず」と出てきた。

『嫌ぁっ!』

リードをつけられ、外のコンクリートに蹴り落とされた。

『家畜はなあ!ほんとは綺麗好きなんだ。お前も家畜らしく綺麗にしてやる!そこに立て!』

ホースの水で躯中を洗われた。痛い位の水圧に何度も転びそうになった。

『ごめんなさい!もっと頑張りますから、どうか捨てないでください!』

『お仕置きだな。覚悟を決めて俺の仕置きにたえるんだな。』

『はい、御主人様。』

濡れたままの私は、天井の滑車に吊された。

主が手にしたものは「スパンキング用のパドル」だ。
『これからお前の尻を叩く。醜い尻を見て反省しろ!』

「ビシッ!」

『ぎゃあ!』

「ビシッ!」

『ぎゃあああーっ!ううっ!』

『ひぃーーーっ!!ぎゃあっ!ぐあーーっ!!』

『ううっ!ううっ!うぎゃあっ!』

『……………』

失神した。


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