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『うぅ』としか鳴けない
第6章 鬼畜に鳴く悦び
全裸、首輪、正座、重石、後ろ手。


仁王立ちの御主人様の前に、灯子の正座姿があった。


『お前の立場がわかっているのか!!』

『申し訳ございません、御主人様……』

『お前は人間じゃない!家畜以下だ!慰み物、者ではない!それがわかっていないみたいだな!』

主は、主が一番大事にしている灯子の顔をビンタした。何度も何度も……
口の中が切れ、血が垂れた。

真っ赤に腫れ上がった頬は熱く、多数の蚯蚓腫れができた。

『灯子は、皆様の慰み物でございます…如何なることがあろうと、お許しのない限り、灯子が逝くことはできません。無理難題にも悦んで応え、皆様に悦ばれなければなりません。』


『そうだ。それがM奴隷の使命だ!次も今夜の様なことになれば、お前は棄てる。海外に売られたくなければ、二度と勝手なことはするな!わかったか!!』



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