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『うぅ』としか鳴けない
第14章 結婚への道のり〜バランス〜
結婚式の日取りは、概ね6月で決まりそうだ。

今年もあと1ヶ月となって、今日また、芝崎邸へと足を運んだ。

『忙しいところ、ご苦労さん(笑)』

『いえ、こちらこそ、お忙しいところ申し訳ございません。』

『まあまあ、挨拶はここまで。本題だよ。』

『はい。』

『来年6月頃ということで、灯子から聞いていると思うが、大丈夫かな?』

『はい。大丈夫です。』


……………………………


あの食事会以来、灯子は実家との行き来が増えていた。

もちろん、式の打ち合わせもあるのだが、やはり、母親は、娘と離れ、音信も途絶えていたのが辛かったのだろう。
頻繁に会いたがり、そのたびに、「墨」を気にしながらも、灯子も母親と会うのを楽しんでいた。

そんな時、たまに父親も入り、家族水入らずでの食事中、「6月」という話になったのだった。


……………………………


『招待客の数合わせをしようと、今日は考えているんだが。』

『はい…』





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