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『うぅ』としか鳴けない
第14章 結婚への道のり〜バランス〜
『さて、6対4くらいにはしたいんだが、こちらは、絞っても300人にはなりそうなんだ。
君の方で何人くらいになりそうかな?』

『本来なら、こちら側が多いのが筋かとは思いますが、200人集められるかどうか…』

『いやぁ、いいだろう。本当に祝ってくれる人が集うのが本来の形なのだから。まあ、仕事関係の枠を広げるいい機会だ。その辺りも考えて、交流を深めたい方々も入れてみては如何かな?』

『本来の形から外れますが…、芝崎家を利用する…ということにはなりませんか?』

『アッハッハッハッ、君はどこまで実直で素直なんだか(笑)いいじゃないか!大いに利用すればいいさ(笑)』

『はい!ありがとうございます!』


両家が益々発展するためにも、この披露宴は大切なお披露目の場になることには違いないし、そのための披露宴であることも否めない事実であった。




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