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『うぅ』としか鳴けない
第21章 実状観察
この時の笙子は、恐怖で震えていたのだろう。
「特別区」という、異種区がそうさせたことは明らかだ。

腰に回った手は、尻を撫で、スカートの下に潜っていく…

「いやぁ!やめてぇ!」
恐怖の中にいる笙子は、声も出なかった。

スカートの中の手が、パンティーの上から、尻を揉み上げる。

笙子の目から、大粒の涙がこぼれ落ちた。

ウエストの辺り、太股と また違う手が這い出した。

涙と震えは、もう、止まらない。

『震えてるよ…』「ペロリ」

耳元で囁くと、首筋を舐められた。

「ビクンッ!!」

笙子の弱い部分を舐められ、あろうことか、笙子は感じてしまった!



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