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『うぅ』としか鳴けない
第3章 辱めの調教
灯子は疲労困憊していて、朝から少し熱が出ている。

『今日中に体調を整えろ。明日は今日の調教分もあるからな。とにかく、今日は家事も何もしなくていい。』

『ありがとうございます、御主人様。本当に申し訳ありません!』

主は、昼に一度帰って来て、ご飯と薬を用意してくれた。

『早く帰って来るから、おとなしくしていろよ。』

時々見せる主の優しさが、灯子の気持ちを「ほっこり」させてくれる。

『明日、絶対褒められるよう、がんばろう!』

灯子は、ひとり呟いた。

しかし、それは過酷なもので、灯子は喉を潰してしまうのだが、そんなことは知る由もなく……

主が帰宅し、食事を摂り、薬を飲み、ピアスと焼き印の消毒をしてくれた。

『灯子、明日は朝から調教だ。午後も。一日中だから辛い一日になるだろう。』

『はい。』

『しかし、日が経てば、灯子はそれを悦びと快楽に変えるような心身になるだろう。俺は、それが楽しみで仕方がないんだ。』

『はい。付いて参ります。』

灯子の口から出た言葉に嘘はなかった。



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