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『うぅ』としか鳴けない
第3章 辱めの調教
30分程休憩をとった頃の灯子の躯は、一本鞭の紅が鮮明になり、乳房にランダムに付いた痣は赤紫に点在している。

『凌辱された奴隷らしい躯に近づいてきたな。嬉しいだろう(笑)』

『御主人様…灯子は気がふれたのでしょうか…痛くて辛いのに、躯の奥の方から疼くのです…』

灯子のM性は目覚ましい発展を遂げていく。
主は、灯子を抱きしめ、褒めてやりたい衝動に駆られたのだが、発展途上の最中(さなか)。断念した。

『まだまだだ、灯子。もっともっと淫乱に悶え狂う妖しい躯にならなければ、誰もお前に振り向きはしない。ただの変態になりたいか?』

『嫌です!!』

『ああ。俺も嫌だ。だから、もっともっと頑張らなければダメなんだ。わかるな?』

『はい、わかります。あの映像のような、奴隷になりたいです!』

『アハハ、あれは作り物だ。灯子は見せ掛けだけではいけない。躯中が淫乱で貪欲にならなければな。まあ、ひとつずつだ。』

主は、この純粋に、迷わず付いて来ようとする前向きな灯子が、可愛くて、愛おしささえ感じていた。



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