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『うぅ』としか鳴けない
第24章 支配される側 フリートーク
主は、澄子とセックスをしない。

澄子の躯を愛で、嬲り、時には、悲鳴をあげるほど鞭を当てる。

泣いても止めようとはしない。泣けば泣くほど興奮するという。

しかし、その行為が終わると、どこまでも優しく温かい主に変わる。

『可愛く、愛おしい、澄子、愛しているよ。』

そう言って、厚く大きな手で躯中を撫でてくれる。

一年以上経った今でも、主が鞭を振り下ろす「時」が解らない。

檻の中の小さな檻に繋がれ、乳首やヴァギナ、アナルに拷問具が施され、苦しみもがく日々を送っている。

主の嫉妬深さの表れなのかもしれない。

澄子は、ほぼ毎日、誰かの慰み者になっているが、主から受ける寵愛に、日々の拷問具責めにも耐えられるほど「愛される悦び」を得ていた。



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