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『うぅ』としか鳴けない
第27章 母として、女として
優美の件を踏まえ、セミナーは、内容の充実を図り、時には、ひとつのテーマに落とし込んで、今まで以上に慎重をきたした。


そんな頃、灯子に陣痛が来たと、連絡が入った。


お産は特別区の産院と決めていたため、その日の昼には灯子と義母が、特別区入りした。


『琢磨さん、あなたもいよいよ父親になるのね。そして私はおばあちゃんだわ……』

『お義母さん…灯子は大丈夫でしょうか…』

『あなたもお父さんと同じね(笑)うろうろしないで、灯子を信じなさい。立派に産み落とすから(笑)』




長い長い20時間だった。

喉がカラカラに渇いていることさえ気づかないほど、動揺していた。




『ホギャー、ホギャー』

『ンギャ、ンギャー、ンギャー』


琢磨が父親になった瞬間だった。
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