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『うぅ』としか鳴けない
第4章 美しき奴隷
10分なんて…

もう既に5分は経っている、迷ったり、躊躇する時間は無い…

ああ!恥ずかし過ぎる。スキンヘッドは目立つし、このブラウスのボタンは、デザイン上、既に2つ分は開いている…

灯子は、スキンヘッドと開けたブラウスで、必死に走った。

走ると、陰部の鈴は鳴るし、乳房はゆさゆさと大きく揺れる。でも、公衆の目に晒されたスキンヘッドが一番恥ずかしい!

口から心臓が飛び出しそうで、吐き気と目眩が灯子を襲う。

そして…………

「ヴィィーン…」

時間切れ。ハンカチで口を押さえ、もつれる脚を前に前にと、やっと主の居る席に到着した。


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