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第5章 不良女子奈津美の啖呵-後編1/2-

「嘘つきだ！」

「レイプマンに言われたくないわ」


金髪女子に壁ドンしている俺を他の生徒がキョロキョロと見る。



「奈津美ちゃんがしていいって言ったから…」

「ナオは断った…最初から男気見せればいいのよ」

「腐った女みてぇなこと繰り返しやがって！」

「あなたも退学よ」



俺は壁ドンした手を離して、腕を組む。


「どうすればいい…」

「ツヨに粛清をやめさせるのよ…」

「なんで俺が…」

「タイマンでやっつければいいだけの話よ」

「ヤツは正義の名の下に粛清を行っている。強志を倒しても粛清は続くよ」