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第7章 不良女子奈津美の啖呵-後編2/2-

「でもなぁ！『ごめんなさい、反省文書きます』で許されるなら、こっちからゴミの人生ぶっ潰してやる！」


警棒を振りかざして走ってくる。


奈津美ちゃんだけは、救う！


メタルエッジを握り込んで、右半身の構えで迎え撃つ。


「ほぉぉぉぉ！」



「あたっ」右打ち！

「あたぁ！」左打ち！

「ほあたぁぁぁぁ！」突きぃ！


「ぐふぉぉ」

全て強志にヒット！
たまらず膝を墜とす強志。

「うがぁぁぁ!!
さすがは、俺のライバルだぜッ」

強志が立ち上がる。

そこまでして、強志は―――

「ダーリン！」

由紀の悲痛な叫びが奈津美ちゃんを解放した。