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第8章 奈津美ちゃんとH（2/2）

「気がついたようね…アンタの処分は……ダーリンから連絡があるから！」


そう俺に言い放つのは由紀。

そして、保健室を出て行った。





「良かったよぉ死んだと思った」

奈津美ちゃん。



俺も目が熱くなった。


これで帝国軍に入隊できなくなったな…


奈津美ちゃんが好きだ。

結婚したい。

奈津美ちゃんの子供が欲しい。





どうしていいかもわからなくて、



現実から逃げたくて、



現実逃避のために目を瞑り、睡眠まで目を開けなかった…






そして、俺は停学となった。

風紀委員や後輩に対する暴力が理由である。


余談だが、海老原は他校（ウチの高校）の保健室で治療を受けるという伝説を作ったらしい。