この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第3章 《巻の弐―運命の悪戯―》
「下手に干渉し合うたりせず、互いに好きなように別々に暮らした方がいっそ良いのではないかと考えていた。嫁いでからのそなたの生き生きとした暮らしぶりを見る限り、俺の考えが間違っていたとも思えぬのだがな」
 泉水は唇を噛んだ。悔しいけれど、何も言い返せない。泰雅の言うことは多分、正しい。
 泉水は泰雅の訪れがないことを少しも淋しいとも残念だとも思わなかった。良人から見向きもされぬお陰で、槇野の実家で暮らしていたときと変わらない気随気ままな生活ができるとむしろ内心歓んでいたのだ。
/3368ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ