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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第29章 《巻の壱―すれちがい―》
 返す言葉は、それだけしかなかった。どれだけ詰られようと、罵られようと、いやなものはいやなのだ。もう、自分の心を偽り続けるのも限界が来ていた。
「そちは俺を馬鹿にしておるのか!?」
 怒りのあまり、声がわなないている。
「いえ、そのようなことはけして―」
 両手をついて頭を下げる泉水を、泰雅はしばらく冷たい眼で眺めていたが、やがて、泉水の右手を乱暴に掴み、グイと力任せに引っ張った。
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