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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第29章 《巻の壱―すれちがい―》
「殿、それは、あまりなおっしゃり様にございます」
 時橋が流石に気色ばんで食ってかかる。
 泰雅はしばらく烈しい眼で泉水を睨んでいたかと思うと、〝もう良いッ〟と怒鳴り声を上げ踵を返した。
 その際、足許にあった枕を蹴立て、枕が弾みで勢い余って転がっていった。
 ピシャリと襖を閉める荒々しい音に続いて、腹立ちを表すかのような脚音が次第に遠ざかってゆく。
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