この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第32章 《巻の四―散(ちる)紅葉(もみじ)―》
 もしや、という嫌な予感がする。湯殿を覗いていたのは、あれは間違いなく泰雅だった。もしや、今、表の戸を開けようとしているのもあの男なのだろうか。
―でも、どうして―。
 どうして、泰雅にここが、泉水がこの村にいることが判ってしまったのだろうか。そこまで考えて、身体中の膚が粟立った。
 泰雅はこのひと月の間、泉水のゆく方をずっと追っていたのではないか。泰雅の力をもってすれば、女一人の所在を突き止めることなど造作もないことに違いない。
/3368ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ