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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第4章 《参の巻―囚われた蝶―》
 泉水は今、嫁ぐまで住み慣れた実家の屋敷の居間に座り、庭を眺めていた。初夏のこととて、障子はすべて開け放ち、縁づたいに続く小庭が見渡せる。小庭には数本の芍薬が植わっており、大輪の花を誇らしげに咲かせている。
 実家の花は榊原の屋敷のような純白ではなく、淡紅色を帯びて、ややはんなりとした艶めきを感じる。見るともなしに眺めていると、どこからか二羽の蝶が飛んできた。
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