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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第32章 《巻の四―散(ちる)紅葉(もみじ)―》
 泉水に覆い被さって暗澹と長い物想いに耽っている泰雅を、泉水は強い怯えを宿した眼で見上げていた。
「愛している。俺にはお前が必要なんだ」
 泰雅の双眸が異様な輝きを放っている。何ものかに憑かれたような表情をしている。自分の良人だった男は、こんな表情(かお)をしていただろうか、泉水は茫然と泰雅の凄絶なまでに美しい顔を見つめた。
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