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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第35章 《巻の弐―再会―》
 不思議なことに、この男と話していると、暗く沈んでいた心がいつしか自分でも知らぬ中に明るくなっている。
 もし、夢五郎に止められなければ、自分は今頃、どうなっていたか知れたものではない。冷たい水底(みなそこ)に沈み、二度と浮かび上がることはなく、腹の子も共に死んでいただろう。
 そう考えると、我知らず戦慄が走った。今更かもしれないが、死ななくて良かった―と、安堵の想いがどっと押し寄せてくる。確かに、夢五郎は夢売り―人に夢と希望を与えるのが得意な男なのかもしれない。
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