この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第40章 《巻の参―出家―》
 月の光が時橋の最期の表情(かお)を照らし出している。その表情は、あたかもうっすらと笑んでいるかのように安らかで、苦悶は微塵も刻まれてはいない。そのことが、泉水にはせめてもの救いに思えた。
  その翌朝、時橋の使っていた布団の下から一通の書状が発見された。時橋は昨夜はいったんは床に入った。恐らくは眠ったふりをして夜中にこっそりと抜け出し、庭で生命を絶ったに相違なかった。
 手紙はその敷きっぱなしにしてあった敷布団の下に隠されていた。

/3368ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ