この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第6章 《巻の壱》
 愕いたような瞳が泰雅を見つめていた。黒目がちな瞳には大粒の涙が浮かんでいる。色の白い、なかなかの美人である。
 以前の泰雅なら、まず間違いなく、早々に恋の科白を囁いていたに相違ない。が、泰雅は、哀れなと思っただけであった。何の事情があるのかは知らないけれど、若い女が川に身を投げようとするには、よほどのなりゆきがあるのだろう。しかも、女は身重、産み月も近いときている。恐らくは身投げの理由もその辺りにあるのかもしれない。
/3368ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ