この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第43章 《巻の壱―花惑い―》
 榊原家に古くから仕える重臣たちの中にも、泰雅のあまりに酒浸りの暮らしぶりに露骨に眉をひそめていた。いつしか、家臣たちの心は泰雅から離れ、いまだ幼き世継黎次郎に期待をかけるようになった。
 対面を申し込んできた脇坂に逢うには逢ったものの、泉水は最後までひと言も発しなかった。脇坂が泉水との約束を律儀に守り、黎次郎の養育ひと筋に打ち込んできたことは判ったし、そのことに感謝はしたものの、今はこの屋敷内の人々とは誰であれ話をする気にはならなかった。
/3368ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ