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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第44章 《巻の弐―反旗―》
《巻の弐―反旗―》

 半月が銀色に輝く宵のことである。蒼白い月が玲瓏とした光を放ち、地上のすべてのものをどこか幻想的に映し出していた。庭の小石一つ、漸く散り始めた緋桜までもが冴え冴えとした月の光に濡れ、淡く発光しているかのように見える。
 河嶋から還俗の話を聞いた二日後、泉水の許に初めて泰雅のお渡りがあった。泉水がこの屋敷に戻って、既に八日が過ぎている。
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