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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第45章 《巻の参―変化(へんげ)―》
 朝の写経を終えると、違い棚に置いてある小さな厨子を持ち出し、床の間に据える。普段は閉じたままの扉を開け、中から時橋の忘れ形見の懐剣を取り出す。その剣は、いざという折には身を守る剣ともなり、また、平素は時橋自身を偲ぶよすがともなった。時橋の亡骸は荼毘に付して、月照庵の庭の片隅に小さな墓石を建てて葬った。わずかな遺骨は、時橋の遺品や遺髪と共に三人の娘たちの許に託している。
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