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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第49章 《巻の弐―哀しみの果て―》
 その朝、泉水は居間にいた。いつものように障子を開け放し、縁越しにひろがる庭をぼんやりと眺めていた。一昨日、側仕えの腰元美倻から聞いた話が頭の中から離れない。
 美倻は三ヵ月前、屋敷を出るまでたった一人、この館で信頼できる存在であった。それは戻ってきた今でも変わらない。帰還後、泉水は突然、美倻にすら何も告げずいなくなったことを詫びた。が、美倻は微笑んで首を振るだけであった。
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