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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第7章 《巻の弐》
 そのときだった。縁廊の向こうから賑やかな話し声が聞こえてきた。どうやら腰元が話しながら歩いてくるようで、話し声は次第に近づいてくる。こんな格好を見つかりでもしたら、一大事と、泉水は慌てて身を隠す場所を探した。幸運にも、紫陽花の茂みが格好の隠れ場所になってくれる。泉水は咄嗟に緑の茂みの裏側に身を潜ませた。
 泉水の姿が消えるのと、二人の若い腰元が話しながら通りかかったのは、ほぼ寸分違わぬときのことである。泉水は心底から胸撫で下ろし、息を呑んでなりゆきを見守った。
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