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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第49章 《巻の弐―哀しみの果て―》
 泉水は守袋を握りしめた。
―兵庫之助さま、どうか私の弱き心を支えて下さいませ。
 明日は雨なのか、細い月は相変わらず薄い膜を被ったように見える。
 虫の声がひときわ高くなったような気がして、泉水はそっと眼を閉じた。涼しい秋の夜風が池の方から吹いてきて、その心地良さに身の穢れも浄められていくかのように思われる。

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