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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第51章 《巻の四―花の別れ―》
 寝所の中は薄い闇がひろがっているばかりで、索漠として見えた。広い部屋にたった一人で横たわっていると、周囲の闇が徐々に大きくなって今にも自分をぱっくりと呑み込んでしまうのではないかという恐怖に囚われる。
 泰雅は己れの定命(じようみよう)が今、まさに尽きようとしていることを自覚していた。死への時を営々と刻んでいるといっても良いだろう。
 自分の生命の焔は今、まさに燃え尽きようとしている。
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