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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第55章 第一話 【春雷】
 そのときも泉水は時橋から毎度のお小言を聞かされていた真っ最中であった。庭の樹に登っていたところを見つかり、大目玉を喰らったのだ。その途中、時橋はふと泉水が哀れになった。ずっとうつむいたきりで、顔を上げることもなく小言を聞いている姫を見ている中に、言い過ぎてしまったかと後悔した。
―何と言っても、姫さまはまだおん歳十歳におなりになったばかり。母君さまを早くに亡くされ、ご兄弟とてなく、お淋しいお身の上なのだ。
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