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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第55章 第一話 【春雷】
 その場所は、縁廊を降り、少し歩いた先にあった。槙野家の屋敷の庭でも最も奥まった場所になる。ひっそりとした人気のない一角に、数本の椿が身を寄せ合うように佇んでいる。深紅の椿の樹もあれば、純白の椿の樹もある。その中に一本だけ、紅と白のふた色の花をつけている樹があった。右端の、ひときわ大きな樹である。
「本当だ、あなたのおっしゃるとおり、きれいですね。このように見事な椿は見たことがありません」
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