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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第55章 第一話 【春雷】
 次の瞬間、泉水は祐次郎の腕にふわりと抱きしめられていた。
「大丈夫ですよ、雷なんて怖くはありません。雷が鳴り終わるまで、ずっとこうしていますから、安心して」
 耳許で囁かれ、泉水は祐次郎の胸に頬を寄せた。祐次郎の胸は広い、温かい。こうして抱かれていると、心の底から安らげる。でも、昔、幼い頃、やはり雷が怖くて、時橋に甘えて縋りついたときに感じた気持ちとは似ているようで、微妙に違う。それは、何故―?
 まだ十の泉水には、その違いが判らない。
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