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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第55章 第一話 【春雷】
 祐次郎が急に眩しさを取り戻した外の世界を眼を細めて見つめている。
「何だか名残惜しい気もしますね。このままずっと、こうしてあなたと二人でいたいとも思う。ですが、そろそろ行きましょう。皆が―槙野さまや父が心配しているかもしれない」
 何かを振り切るように首を振り、祐次郎は先に立って歩き始めた。
 その後について四阿の外に一歩踏み出した泉水の眼を、眩しい春の陽光が射た。
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