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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第60章 《其の壱》
「それが、だな」
 嗣道はふっと口をつぐむと、茶碗を膳の上に戻した。飯はとうに冷め、むろん、ひと箸も減ってはいない。
「民部卿どのは、京に残されたお子の具合悪しきとかで、急に京に戻られることにあいなった」
 乳人にと定められていたのは、貴美子の父兼房には従兄に当たる民部卿藤原房家の娘であった。父の官名を取って、〝民部卿局〟と呼ばれることになっていたのだが―。
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