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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第61章  《其の弐》 
 夕刻、戻った弥子を上の二人の娘たちが迎えた。三歳の郁奈も二歳の倖奈も弥子の着物の裾にまとわりついて離れぬのを、弥子は切ない気持ちで抱きしめた。二人共に母の恋しい年頃なのだ、たった数日でさえ離れていて、この恋しがりようであれば、我が身がお屋敷に上がってしまえば、一体どれほど淋しがることだろう。それを思えば、一度は決意したご奉公についても、心は揺らぐ。
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