この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第7章 《巻の弐》
 それでも、琢馬はまだ我が身よりは幸せだと思う。泉水は幼い頃から、なにゆえ、自分が男に生まれなかったのかと口惜しく思ったものだった。器量も十人並みではあるけれど、取り立てて美しいというほどてもない。漢籍を読むのは好きだが、学問好きというわけでもない。座敷の奥で侍女を相手に人形遊びや貝あわせに興じるよりは、庭に出て女だてらに木刀を振り回し、樹に登って汗を流す方がよほど愉しい。
/3368ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ