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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第7章 《巻の弐》
 畏まって挨拶を言上するのに、泉水は笑った。
「そのような他人行儀な挨拶は無用、水臭いぞ、爺」
「は、さりながら、姫さまはもうこの榊原家のご正室にて」
 堅苦しく言う琢馬に、泉水は肩をすくめる。
「正室とはいえ、お飾り、上辺だけのものにすぎぬ。たいした意味も価値もない」
 泉水らしくもない皮肉げな物言いに、琢馬の白い眉がひそめられた。
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