この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第64章 十三夜の月 《壱》
それにな、誠一郎。この際ゆえ、しかと申しておくが、俺が求めるのは妻ではない、女なのだ。お京と美咲のいずれかを取るかと訊ねられたら、俺は迷わずお京を選ぶ。
―それは、女に子がいるせいか? 子可愛さの情ゆえに、貴様はその女をどうでも捨てられぬというか?
 誠一郎の問いに、壱之進はいかにも皮肉げな笑みを刻んだ。
―それは全く関係ない。たとえ子がおらずとも俺はお京と生きる道を選んだだろうな。そういう意味では、俺は三年前選択を誤った。
/3368ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ