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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第19章 《其の壱―嵐―》
「時橋」
 格別に用があるわけではない。ただ、誰かと話をしたかった。まるで悪い夢を見ているような心地であったが、これが夢などではなく紛うことなき現実だと十分すぎるほど承知している。
「嵐が―吹いて参ったようにございますね」
 時橋がふと洩らしたひと言を、泉水は聞き逃さなかった。
「嵐とな」
「はい、尾張の方より嵐が吹いて参りましたようにござります」
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