この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第20章 《巻の弐―予期せぬ客人―》
 対する光利もまた泉水に負けてはいないようで、いささか不躾ともいえるほどの視線を向けていた。今日の泉水の打掛は、濃い蒼色の地に白百合の花が大胆に描かれている。かなり個性的な色柄のものだが、色の白い泉水にはよく似合い、かえって、その若さや膚の美しさを際立たせていた。
 打掛の下には淡紅色の小袖を身に纏っている。
 光利はまるで店屋の軒先で品物を物色するような眼で、ひとしきり泉水を見つめていた。が、そのようなことで臆する泉水ではない。
/3368ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ