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激愛~彼の瞳に射貫かれて~
第16章 第四話【花笑み】 《其の弐》
 本当は智島は美空に矢代の助命を頼みにきたに違いない。しかし、智島の気性からして、御台所である美空に一介の奥女中のことで動いて欲しいとは言えなかったのだろう。
―何とぞ、矢代の生命をお助け下さいませ。
 言うに言えなかった智島の胸中を美空は察した。
 外は俄に風が出てきたようだ。
 庭の桜が音を立てて、ざわめいている。
 嵐の前の予兆―、美空はそんな気がして、不安げに閉(た)て切った障子戸を見やった。
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