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激愛~彼の瞳に射貫かれて~
第17章 第四話【花笑み】 《其の参》
 この滝橋の亡霊は大奥に何か変事が起きる前には、必ず現れると云われ、かつて家友公が初めての卒中の発作を起こされる前夜も、
―ほれ、あそこに誰かおるぞ。
 と、眼前にのびた廊下のはるか先を指して仰せになったそうだ。
 時は夜とて、家友公は大奥の寝所で若い側室と閨を共にするため、寝所に赴く途中であった。薄暗い廊下の彼方に眼を凝らしてみても、誰もいない。家友公の背後に付き従っていた奥女中たちは、蒼白になった。
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