この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
激愛~彼の瞳に射貫かれて~
第17章 第四話【花笑み】 《其の参》
 ここに連れてこられた時、地味な小袖に着替えさせられたのであろう。確かにきらびやかな打掛も似合うには違いないが、紺地の沈んだ色がかえって矢代の膚の美しさを際ただせている。顔そのものは、あどけないと言って良いほどなのに、どこか蝶を惑わす花が持つ魔力のような色香を持っていた。
 伏し目がちでおとなしやか、第一印象だけでいえば、恐らくは人眼に立たぬ控えめさを備えているはずであろうのに、どこか人を惹きつける。不思議な存在感のある女だ。
/1332ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ