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激愛~彼の瞳に射貫かれて~
第10章 【烏瓜~からすうり~】《其の四》
 金屏風を背にして居並んだ二人は、まさに夫婦雛のようであった。従二位大納言として衣冠束帯姿の正装で臨んだ新郎は、まさに光源氏の再来かと思えるほど凛々しく優雅、白無垢を纏った傍らの新婦は可憐で、匂いやかな花のように艶やか、神々しいほどに美しかった。
 高砂が高らかに響き渡る大広間の金屏風の前に並んだ時、新郎が新婦に何やら耳打ちしたことに気付いた者は誰もいない。
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