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激愛~彼の瞳に射貫かれて~
第12章 【細氷~さいひょう~】《其の壱》 
―もう、駄目なのです。
 口に出してしまえば、尚更、現実味を増してくるような哀しい言葉だ。
 孝俊は驚愕と絶望を宿した瞳で、美空を茫然と見つめていた。彼にとっては、全く考えてもみなかった展開なのだろう。
「殿、そろそろご登城の刻限にございますれば」
 襖越しに控えの間から老女唐橋の声が聞こえてきた。大方、表の方で孝俊を待っていた家老の碓井主膳が業を煮やして様子を窺いにきたに相違ない。
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