この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
激愛~彼の瞳に射貫かれて~
第13章 第三話 【細氷~さいひょう~】《其の弐》
 ずっと降りしきる雪を眺めていたため、雪から眼を逸らしてもまだ視界が白く染まっているような気さえした。美空はこめかみに片手を当て、改めて手のひらが愕くほど冷え切っていることに気付く。それで漸く家の中に戻る気になり、踵を返しかけたその時、白い幕の向こうから次第に人影が近付いてくるのを認めた。
 美空の黒い瞳にわずかに緊張と警戒心が漲った。が、その人物の顔が徐々にはっきりとしてくるに及び、軽い吐息を吐く。その表情には、明らかに安堵が混じっていた。
/1332ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ