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激愛~彼の瞳に射貫かれて~
第13章 第三話 【細氷~さいひょう~】《其の弐》
 冬、十二月、この村は沈黙の世界と化す。雪に閉ざされ、しばしの眠りにつくかのように、静まり返る。
 止むことのない雪は、池の水面にも静かに降り注いでいる。
 とうに花は枯れ、池には蓮の長い茎が残るのみ。寒さがいっそう増した冬の日、雪はただ音もなく蓮の枯れあとに降り積む。
 美空は辻堂の一歩手前で、声の限りに叫んだ。
「待って、誠志郎さん、待って下さい」
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