この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
激愛~彼の瞳に射貫かれて~
第14章 第三話 【細氷~さいひょう~】《其の参》
 ある時、孝俊がふと洩らした言葉を、智島は忘れられなかった。孝俊は女主人が不在の部屋を度々訪れ、ここでこの本を読みふけっていた。
 美空のいないこの部屋で、美空の面影を想いながら、二人を結びつけたこの歌を繰り返し読み返していたのだ。
―この歌は、俺と美空の想い出の歌だ。俺が美空に最初に教えたのが、この歌なのだ。
 それは、孝俊が智島に向けてというよりは、自分自身に言い聞かせているような一人言であった。
/1332ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ