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そのキスの代償は……
第10章 その約束
離れて…
少し深く押し付けられて…
離れて…
息を吸い込む。
無理やりこじ開けたスリットに指先がかかる気配がして…
ゆっくりビリッビリッビリッ…
恥骨よりも大きく下着を縦に裂き開かれると、
繁みも溢れる蜜も欲情して持て余している躰の何もかもが晒される。
「テラテラに滴ってる…」
探るように蜜口で中指を一度だけ円を描くように擦り込む。
「いやんっ」
悦にいった吐息を漏らす唇に…
その指をするりと押し込まれる。
舌の上に指が載せられて、纏わりついたものが口に拡がる…
自分が抑えきれずに垂らした欲の味。
すっぱくてドロリとしたその蜜を口にすると、
それが刺激になり、また下の口からドロッと溢れる。
指が口からゆっくりと抜かれる。
五感を刺激されて、躰がこの先を欲しがり始めている…
ここで引き返さなければ…
逃げなければ…
このまま溺れて堕ちてしまう。
両手を柔らかいソファーについて、腰を揺すってみた。
逃げるどころか、はまり込んでいる体を
思うように捩ることさえ叶わない…
イヤダ…
ムリ…
そう思いながら躰は心を裏切り始めた。
違うと思って、首を横に振る。
それなのに口からは…
「シテ…」
と、とうとう醜い欲が漏れてしまった。
少し深く押し付けられて…
離れて…
息を吸い込む。
無理やりこじ開けたスリットに指先がかかる気配がして…
ゆっくりビリッビリッビリッ…
恥骨よりも大きく下着を縦に裂き開かれると、
繁みも溢れる蜜も欲情して持て余している躰の何もかもが晒される。
「テラテラに滴ってる…」
探るように蜜口で中指を一度だけ円を描くように擦り込む。
「いやんっ」
悦にいった吐息を漏らす唇に…
その指をするりと押し込まれる。
舌の上に指が載せられて、纏わりついたものが口に拡がる…
自分が抑えきれずに垂らした欲の味。
すっぱくてドロリとしたその蜜を口にすると、
それが刺激になり、また下の口からドロッと溢れる。
指が口からゆっくりと抜かれる。
五感を刺激されて、躰がこの先を欲しがり始めている…
ここで引き返さなければ…
逃げなければ…
このまま溺れて堕ちてしまう。
両手を柔らかいソファーについて、腰を揺すってみた。
逃げるどころか、はまり込んでいる体を
思うように捩ることさえ叶わない…
イヤダ…
ムリ…
そう思いながら躰は心を裏切り始めた。
違うと思って、首を横に振る。
それなのに口からは…
「シテ…」
と、とうとう醜い欲が漏れてしまった。